Image Crd @ visit Singapore

シンガポールでアングラなカルチャーが渦まくブラスバザーに位置する、Sam at 8Q主催のメディアツアーに参加してきました。

新進気鋭の東南アジアのアーティストの作品が広々とした展示場の各個室に展示されています。もともとは学校だった施設を改装して美術館にしているそうです。階段の作りとかが学校の雰囲気をかもしだしていました。

シンガポールはもちろんのこと、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、カンボジアのアーティスト達、10人のシネラマ作品が2017年3月18日まで、Sam@8Qで見ることができます。

環境汚染、相反するアイデンティティ、廃れ行く家屋、労働集約型のアート制作、人間や社会のダークサイドに焦点を当てたものが多く、一見やや暗い感じに受け止められるものの、そこには人間社会への希望や古い文化の上に新しく築かれる新世界への示唆とも受け止められました。

インドネシアの現代化に伴う工業施設の増加による環境汚染をピクセルアートで表現

発展途上国ならではの、すさまじいスピードで変わりゆく社会や価値観などをうまくとらえた作品が多々あり、そこは東南アジアならではだなと。一定の経済発展を遂げた日本で育ったアーティーストにはあまりこういう感覚や視点はないのかもとも感じました。

正直アートにはあまり詳しくないため、日本語ガイドさんによる詳細な説明のおかげで「なるほど!」と理解を深めることができました。

個人的に一番印象に残った作品は、父から娘への手紙をひたすらスキャンするだけの動画。ジョンレノンとオノヨーコが、「ジョン!ヨーコ」と延々と叫び続けるだけの、おそらく当本人以外にはおよそ理解しがたい、不思議な愛を表現した作品に近いものを感じました。

カンボジアにいる父が米国にいる娘に送った手紙。これをひたすらスキャンするだけのシネラマ

でも文末にxxoo (キスキス・ハグハグ)があって、本当に父から娘?!と驚き(いや変な意味ではなく)、違う人に間違って送った手紙ではないか?と疑問も思いながらツアーは終了。

Sam at 8Q近辺にはお洒落なカフェやなども多いので、散歩がてらに立ち寄るものいいかも。

 

#シンガポール観光 #Samat8Q #シンガポール

■ キーワード
‐ 点在する個人や集団の記憶
‐ 80年代ピクセルアート
‐ 工業化と排気ガス
‐ 元東映スタッフ
‐ 無名スタッフへの賛辞
‐ zsa zsa zhu (ザーザーーズー)はSex & Cityから流行った「ビビッときた!」
‐ 取り戻せない過去
‐ 思い出そうとしても思い出せないぼんやりとした記憶
‐ 相反するイデオロギー 米露
‐ 1974年チャイナタウン anything happens cos this is China Town
–   デジタルテクノロジーへの依存
‐ 愛おしむべき思い出がないネズミ
‐ 相反するものの共存

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